『世界のインディゴ染め』は、美しい写真で世界中の藍染めを紹介する本です。著者はフランスのデザイナーで、藍染めコレクター。
この本には、アジアはもちろん、ヨーロッパ、南米、アフリカまで様々な地域の藍染めの、工程、文様、使い方などが土地の生活文化とともに掲載されています。


アフリカにも絣があるなんて、皆さんはご存知でしたか?!

広川町の織元さんも掲載!!「山藍」の山村省二さん、「森山絣工房」の森山哲浩さんの工房の様子や仕事への思いが紹介されています。

288ページもある、とても読み応えのある1冊です。藍染めの本なのでどのページも藍色の写真ばかりなのですが、手仕事によって染められた藍は少しずつ色合いが違っていて、その美しさは見飽きることがありません。 (冨永)

 

カトリーヌ・ルグラン『世界のインディゴ染め』
出口雅敏・松永優/監修、本田万里/訳
パイ インターナショナル、2019

 

SHARE