みなさん初めまして!私は久留米大学法学部3年の城島大佳です。

広川町役場でのインターンシップに、2月3日から7日までの5日間参加してきましたので、その5日間を皆さまにお伝えしたいと思います!どうか最後までお付き合いください。

初日は自己紹介と町の探索から。

インターン担当の黒田さんをはじめ、職員のみなさんは優しく気さくに話しかけてくださり、緊張が和らぎました。

役場でのPC入力作業

役場での入力作業

 

午後は車で町の探索に出かけました。広川町は人口約2万人。車だと中心部から端まで15分ほどで行けるコンパクトな町なので、町民同士顔見知りが多く、アットホームな町だなぁと思いました。

初めに訪れた「逆瀬ゴットン館」は、直径7mもある県内一大きな水車が目印の建物です。まずはその巨大な水車に圧倒されました。また、その水車の動力で挽いたそばを提供するお店「水車そば さかせ」の10割そばは絶品。店主の永野さんも明るい方で、食事だけでなく会話も楽しむことが出来ました。

逆瀬ゴットン館の巨大水車

 

2日目は「キビル」のスタッフミーティングに参加しました。

「キビル」は、誰でも利用可能な公共アトリエです。職業用ミシンやプロ用のアイロンなどの設備があって、幅広い年代の多くの方がここに来て、オリジナルの洋服や小物を作っていました。

キビルとは、聞きなれない名前ですが、広川町の方言では“結ぶ”という意味です。人や情報を繋ぎ結ぶ場所になれば、という思いを込めて名付けられたそうです。

広々とした室内にはふんだんに木が使われ、とても落ち着く空間でした。

しかし、スタッフミーティングはとても熱い雰囲気で、各々が真剣に意見を出し合い、思いをぶつけあっている様子が対照的でした。この日は、広川町に移住したばかりのアーティストが、これからやりたいことをプレゼンしていました。なんとフランスから移住したそうです!これにはとても驚きました。会議をする様子を見て、広川町の将来が楽しみになる、そんなひとときを過ごすことが出来ました。

キビルでのスタッフミーティング

 

3日目は防災研修に参加させていただきました。

「Hug」という名前の避難所運営を疑似体験できるカードゲームを行いました。緊急時には臨機応変な対応が求められるため、マニュアル通りの対応ができるとは限らないと実感しました。Hugを体験して得たことを今後の生活で活かしたいです。

Hugワークショップ

 

4日目は空き家の現地調査をしました。

実際に足を運んで物件を見ることで、空き家の活用の仕方をイメージすることができました。私だったら、人が集まる場所にしたいなとか、いろんなアイデアが膨らみました。カフェとか若者が集まる場所に変えることができると、そこに新しい人が集まり、コミュニティが出来る、まさに一石二鳥ですね。

空き家の現地調査

 

最終日となる5日目はあいさつ回り。

長いようで短かった5日間でしたが広川町役場を離れるのは名残惜しく、なによりも広川町というまちに出会えたことが忘れられない経験になりました。

またこのインターンシップ期間は「Orige」というゲストハウスに宿泊しました。

滞在していたオリゲの部屋

 

これもまた聞きなれない名前ですが、広川町の方言で“私の家”を意味します。室内は清潔感があり、可愛らしさと温かみも感じられる快適な空間でした。

長くなりましたが、私はこの5日間を通して、役場職員としての業務はもちろんのこと、広川町の事を深く知ることができ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

是非みなさん広川町に足を運んでください!

広川町に来て後悔することはないと私が保証します!

 

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