先日、広川町を初めて訪れる人を対象に、町のあちこちを巡るフィールドワークを開催しました。
ゲストハウスOrige宿泊を含め1泊2日の短い時間でしたが、参加してくださった方が、初めて触れたひろかわで見たこと、感じたことなどをレポートにまとめてくださいました!
前編と後編の2回に分けて公開しますので、皆さんもぜひ参考にしてください!そして広川町に遊びに来てください!
ひろかわフィールドワークにいってきましたレポート(2日目)
2日目は、
広川町の農産物を売っているくだもの村や、広川ダム、畑など、山間部を巡りました。
魚がたくさん泳いでました〜水がきれい!
採石場や、(写真奥の方です)
茶畑など。
山椒のはっぱもはえている!
高齢化と空き家が増えつつある集落を巡りしんみりしましたが、集落のお年寄りは徒歩で山の畑に行かれる強靭な脚力をお持ちで元気な方々だと聞きました。(私たちは車で登りました。脚力、たぶん負けてます。)
続いて、八女茶の茶畑に寄りながら、ゆげ製茶さんにお伺いしました。
早くから減農薬、減化学肥料を進めてこられたお茶屋さんです。
お茶の葉を摘んですぐに加工しないと香りや色味などの質が落ちてしまうそうで、トラックの荷台から葉を下ろし、すぐに蒸して、揉み、お茶にしていらっしゃいました。
試飲させていただけるとは聞いていたのですが、お茶を使った手作りの水羊羹まで、、!
真ん中の、茶葉はそのまま食べられます。お茶は、栄養分のほとんどが茶葉に残るそうです。
お茶を淹れた後の茶葉にお酢をかけたものもご馳走になりましたが、栄養も摂れる上に美味しくて最強でした!
ゆげ製茶さんは紅茶を作ってインドのコンテストで賞を獲られたり、規格外で販売出来ないいちごや柿、キウイなどのドライフルーツとお茶味のグラノーラと合わせた製品を販売されたり(こちらもアイスと合わせてご馳走になり、とても美味しくて思わず購入しました、、!)、常に色々なことにチャレンジされていて、そのチャレンジ精神を見習わなくては、と思いました。
ひろかわ藍彩市場、里カフェまち子のおやつに移動です。
藍彩市場には久留米絣の製品や、ハギレ、色とりどりの括り糸も、とにかく圧倒的な物量で販売されていました。イベント開催日だったこともありたくさん人がいて、車があれば訪れやすい環境だと思います。
お昼ごはんを挟み、広川町のお隣八女市へ。
うなぎの寝床、旧寺崎邸に伺ってから旧八女郡役所へ。
旧八女郡役所は、ボロボロだった屋根や外壁を修理しながら活用されています。現在は酒屋さんと絵本のお店、八女市のプロジェクトのスペースなどがあり、真ん中のホールではイベントなどを開催したりしているそうです。
朝日屋酒店の方にお話をお伺いしましたが、映画を観る部や、オススメの本を持ち寄る部、毎回テーマに沿った音楽を持ち寄る部など、色々な部活動を開催しているそうで、「近隣の数少ない本屋には売れそうな本しか置いていなくて本との出会いが出来ないならば、皆のオススメを持ち寄って色々な本と出会おう!」などの目的で活動されているそうです。
情報過多な都心でも、自分の好きなものは偏ってしまったりしがちなので、オススメを持ち寄ることで視野が広がったり、新しい発見ができそうでとてもいいなと感じました。
この後は福岡空港にて解散し、以上で二日間のフィールドワークは終了です。
どこへ伺っても、会う方、皆さんが本当にとてもあたたかくて、人との繋がりの大切さやありがたみ、チャレンジし続けることや、好きなことを追求したり広めていくことなどを学べた二日間になりました。
なお、Origeのお試し居住は、1回(最大20日/回)衝撃の500円で宿泊ができます。皆様もぜひ、広川町に足をお運びください~
以上、つたないレポートでしたが、少しでも雰囲気が伝われば幸いです!
<参考>
<謝辞>
素敵なレポートを書いてくださったのは、産地の学校東京校の卒業生の斎藤さんです。本当にありがとうございました!