HIROKAWA CREATORS HUB SPECIAL 2019 3/23 sat- 3/24sun



農業や久留米絣など、「つくる」が根付く広川町で、ファッションやテキスタイルをキーワードに、職業用ミシンやPCなどが揃ったアトリエKibiruが、2018年5月にオープンしました。そのKibiruの使い方を発信したり、町に新しい刺激を吹き込もうと、ファッションデザイナーやアーティストが広川町に滞在して作品を制作するアーティストレジデンスを行いました。
今回迎えたのは、映像やCGなどの技法で表現するアーティストYALOO。韓国出身の彼女は、これまでにアメリカやカナダ、福岡市や北九州市でも滞在制作の経験を持ち、行く先々で感じたことを映像に表現してきました。くわえて、福岡を中心に活動するアーティスト、ミュージシャン、ファッションデザイナーたちも広川町に足を運び、YALOOとともに、この土地や暮らしの豊かさを感じてきました。そんな彼らを中心に、3月23日(土)、3月24日(日)の2日間、HIROKAWA CREATORS HUB SPECIAL と題して、広川町の豊かな土壌で多様な表現に触れるアートフェスティバルを開催します。
アーティストによるトークイベントやパフォーマンス、ポップアップショップにお茶会など、誰もが表現する喜びや楽しさに触れることができるイベントです。ポップアップショップでは、洋服やZineなどの展示や、Kibiruで作られたものも並びます。
広川町に足を運ぶきっかけになり、この町の可能性を感じていただけると嬉しいです。新しい人の流れや活動の広がり、交流が広がるような2日間にしたいので、気軽に遊びにきてください。

会場:ゲストハウスOrige
〒834-0104福岡県八女郡広川町大字吉常30−2
※駐車場は、近くのJA上広川支店跡地をご利用ください。
入場無料
【スケジュール】
●2019/3/23 (土)
17:30-19:00(17:00会場)
YALOO Exhibition&アーティストトークイベント
「WHY WAKAME?」
YALOO(アーティスト)
岩本史緒(通訳、キュレーター)
ファシリテーター:江副直樹(ひろかわ新編集プロデユーサー、ブンボ株式会社)
アーチストはなにをきっかけに創作をするのでしょう?今回、ヤルーの心を奪ったのはワカメでした。
★トークイベント終了後交流会を予定しております。(21時終了予定)交流会参加費(軽食飲料代:1000円)

Yaloo(映像アーティスト/韓国)
韓国出身の映像アーティスト。現在アメリカ合衆国と韓国を拠点に活動。技術を駆使し、視覚的に過剰でありつつも、デジタル・メディアの詩的な可能性を感じさせるような作品を制作している。プロジェクション・マッピングやVR、デジタル・プリントによるテキスタイル作品など、様々なメディア、時代、場所を横断しながら、グローバル化と商品化が極端なまでに発達した現代における豊かさと生命についての問いを作品化している。
http://yaloopop.com
Instagram https://www.instagram.com/yaloopleasurably/

岩本史緒
キュレーター、翻訳家。広くアートに関する企画・執筆・翻訳などを手がける。近年は、アーティストの作品制作サポートや地域コミュニティとのプロジェクトを中心に活動。門司港アート・プラットフォーム、ディレクター。福岡アジア美術館国際交流コーディネーター。北九州市立大学非常勤講師。

●2019/3/24 (日)
WAKAME FES 「YES WAKAME!」
YALOO/その他の短編ズ/HINOMIHO/野口アンナ
彌永裕子/森脇ひとみ/濱洲聡一郎/中村みさき

①13:00-19:00 ポップアップショップ
服や、Kibiruで作ったもの、いろいろなものが並びます。
②13:00-17:00 お茶会
ヤルーと広川町をつなぐ、広川町の畑を見渡せる茶室の空間が登場します。
③19:30-20:00 ライブパフォーマンス「その他の短編ズ」
「その他の短編ズ」の演奏に合わせて動かす映像や、衣装などコラボレーションしたパフォーマンスの時間。
④20:00-21:00 クロージングパーティ
広川町のおばちゃんとヤルーがコラボレーションした
「わかめおにぎり」などを食べながら
ヤルーの映像を鑑賞したり交流会を予定しています。
ぜひご参加ください。(軽食・飲み物代1000円)

たくさんの人に足を運んでいただきたいので
先着順の定員制で送迎も行います。
【23日(土曜)送迎について】
●JR荒木駅を16時15分に出発予定。
定員は9名です。
●帰りは、20時20分に荒木駅に到着するよう、19時50分くらいにOrigeを出発します。

【24日(日)送迎について】
13時に福岡空港集合です。
集合場所「国内線旅客ターミナルビル 1F」の「案内所/北」付近
定員8名です。

●帰りは西鉄久留米駅の送迎になります。
西鉄久留米発21時54分の特急に間に合うように、21時20分くらいにはOrigeを出発します。
定員は9名です。

☆送迎希望の方は、氏名、連絡先(電話番号、メールアドレス)
送迎希望の日程をご連絡ください。(行き帰り、どちらかだけ利用の場合はその旨お伝えください)
先着順定員になり次第申し込みを終了させていただきます。
申し込み先:
メールまたは、ひろかわ新編集のFacebookメッセンジャーにてご連絡ください。
メールアドレス hirokawanewedit.kibiru@gmail.com
●問い合わせ Kibiru 0943-24-8281

●会場へのアクセス
・西鉄でお越しの方:西鉄久留米下車後、西鉄バス八女営業所行き、「川瀬」下車徒歩30分
・お車でお越しの方:広川インターから車で15分
・JRでお越しの方:荒木駅下車後、タクシーで約20分
・高速バスでお越しの方:広川で下車後、タクシーで約15分
(タクシーを利用される方はタクシーを呼んでください。)

【参加アーティスト紹介】
その他の短編ズ
板村瞳と森脇ひとみの二人組。アコースティックギターと、カシオトーンやカオシレーターなどの機材を組み合わせたシンプルな伴奏にあわせて、ファンシーな空想と冷ややかな現実のあいだをたゆたうような歌声を響かせる。場所にとらわれない静かなスタイルを活かし、ライブハウス以外にも喫茶店や古着屋など、日本各地のユニークなスペースを軽やかにわたり歩く。インドネシアやヨーロッパ、台湾でもツアーを行い、海外との交流も増えている。板村はSEALEVELやけれんといったバンドにも参加し、即興や実験音楽のシーンでも活動中。森脇はソロ名義での楽曲制作をはじめとして、人形劇・ジン・野菜・カードゲームなど、音楽にとどまらないさまざまなものを気のむくままに制作している。

日野美穂(ファション)
ファッションデザイナー。長崎県佐世保市出身。福岡市在住。香蘭ファッションデザイン専門学校卒。山縣良和が主催するファッションの学び場「coconogaccou」の福岡版「COCOA」卒。第42回神戸ファッションコンテスト選ばれイギリスのノッティンガムトレント大学へ留学。帰国後、福岡を拠点に自身のファッションブランドの立ち上げる。2018年HIROKAWA CREATORS HUBに参加し
、広川町にて滞在制作やイベント行う。

野口アンナ(ファッション)
ここのがっこう福岡校Cocoaを卒業後、ANNA1993という名前で
洋服のブランドをしています。捨てられていく洋服をアップサイクルして、新しくつくる物も、出来る範囲でオーガニックに、洋服づくり以外にも畑をしたり絵を描いたりお菓子をつくったり暮らしの中でよりたのしむものづくりを心がけています。今回は、広川の食材を使って地産地消のお菓子をつくって参加します。また、Kibiruで制作したお洋服をポップアップショップに並べます。

森脇ひとみ(アーティスト)
主に「その他の短編ズ」という二人組で音楽活動をしています。日本各地やインドネシア・ヨーロッパ・台湾などでもライブも行い、世界各地のオルタナティブスペースや、そこに集う人々にも関心があります。今回はいろんな種類のものづくりや表現が広川町に集まるので、その自由さをより楽しめるようなパフォーマンスを「その他の短編ズ」として発表できたらと思っています。ポップアップショップでは、これまで作ってきたCDや冊子と、Kibiruで制作したおもちゃや雑貨を並べたいです。

濱洲聡一郎(クリエイター)
畑仕事と大工の手伝いを主にしながら、前職の技術を活かしてBlenderやUnity3Dなどのソフトを使った3DCG作品の制作も行い、知人の冊子作りやミュージックビデオ制作などに協力したりしています。だれか特定の人間の特別な表現や商売のためのものづくりではなく、生きていくうえで必要になるものをできるだけ自分で作るということに、生活の中で挑戦しています。今回は滞在アーティストのヤルーの映像作品とコラボレーションして音楽ライブに合わせたVJをします。

中村みさき(空間デザイン)
自然やその土地の魅力あるものを使って、楽しいコミュニケーションが生まれる茶室を作ったり、茶会を開催しています。過去に八女の黒木の川や、広川の川、福津市の森、アートスペーステトラなどで茶室を作ってきました。今回はヤルーと広川町をつなぐ、広川町の畑を見渡せる茶室を作ります。

彌永裕子
染めたり織ったりテキスタイルやファッションを軸にアーティストとして活動しています。九州産業大学芸術学部で染織工芸、アートを学んだあと、山縣良和が主催する「coconogaccou」の福岡版「cocoa」でファッションを学ぶ。広川町の地域おこし協力隊としても活動しており、ものづくりスペースKibiruの運営やひろかわ新編集プロジェクトなどで発信、企画などを行なっています。今回は、広川町の新しい人の流れや交流を生み出すことを目的に企画し、自分自身もこれからの活動を広川町の人にも知ってもらえるよな機会にしたいと思っています。新しいファッションのフィールドを作ったり、表現する「装う、遊ぶ」という新しいファッションの活動も行なっています。
ポップアップショップでは、染めた布などを展示します。広川町の素材を使った染物を作っり、参加アーティストたちとコラボレーションします。

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