2月14日Kibiruにて、福岡デザイン専門学校生9名による公開プレゼンテーション『学生たちがひろかわをデザインすると。』が行われました。
このプレゼンテーションは、福岡デザイン専門学校(福岡市中央区)の3年生と4年生の学生が、広川町内の農業や工芸の生産現場における課題を解決するアイディアを考えるために取り組まれたものです。
取り扱うのは、八女茶の生産販売、八女すだれの製造販売、八女杉の加工販売、久留米絣服の製作販売の4分野で、参加企業はそれぞれ、ゆげ製茶、鹿田産業、いなかず商店、いまひ路の4つの企業さんです。
学生たちは去年の秋、4つの企業の見学をするところからスタートしました。
現場を見学をさせていただき、それぞれの企業の方向性や現在の課題についてお聞きしました。そこで見聞きしたことを持ち帰り、学生たちはそれぞれの視点で課題解決の提案を考え始めてくれました。
そこから数ヶ月。
学生たちは卒業制作もあり大変忙しい日々を過ごしているということでしたが、とうとうプレゼンテーションが行われたのが14日でした。
発表の直前まで話し合いを重ねている学生も。
4グループに分かれ、それぞれの発表が行われました。
いなかず商店さんには商品のPR方法とその一例としてお弁当箱を使ったイベントの提案を、いまひ路さんには内装の提案と新しいロゴ、それを用いたショップカードや暖簾の提案、鹿田産業さんには簾を使った屋台やイベントの提案、ゆげ製茶さんには紅茶のパッケージの提案を行なってくれました。
それぞれが今あるものや企業のみなさんの気持ちを汲みながら、新しいものを提案しようという姿勢を感じる発表だったように思います。
企業のみなさんもプレゼンの画面を熱心に見つめながら学生の言葉に耳を傾けていたのが印象的でした。
企業のみなさんにとっても学生のみなさんにとっても今回の取り組みが今後の何かのきっかけやヒントになっていったらすてきです。
最後はみんなで乾杯!
これからも広川町にある企業さん、今回活躍してくれた学生のみなさんに注目していきたいと思います。
参加してくださった全てのみなさん、ありがとうございました。