竹職人の 西本 有さん(有製咲処・タモツセイサクショ)が、広川町で滞在制作を行います。
町のゲストハウスOrigeを滞在と制作の拠点とする、11月16日〜30日の約2週間のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムとなります。

広川町はもともと竹細工の産地だったという歴史を持っています。
Origeのある吉常地区は特に生産が盛んだったようで、竹細工組合の拠点が置かれていたとのこと。
すぐ近所にも、以前は竹細工の工房として使われていたという家があります。
スタッフの荻野さんも、「子供の頃、竹ひごで虫かごを作りよったよ」と懐かしそうに話してくれました。

西本さんは竹の伝統的な技法を学び、現代的なデザインに活かして制作を行っている竹職人です。
代表作である、竹と皮を組み合わせたトートバッグ「bamluxe」に見られるように、天然素材をスタイリッシュに扱う作風が特徴の一つだと言えます。
そんな西本さんが、広川町の風土、竹細工の歴史、人々と出会い、交流を経て、どんな新しい作品が生まれてくるのか。
その様子はひろかわ新編集や、西本さん自身のSNSで公開していく予定ですので、どうぞお楽しみに!

また、滞在期間中に煎茶と竹のワークショップ「かご茶」や、制作発表を兼ねたトークイベントの開催も予定しています。
詳細はまた改めてお知らいたしますので、こちらもご期待下さい! (冨永)

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