「もうすぐ雨が降りそうやけんね」
「しばらくお天気げなけん、助かるたい」

絣の職人さん達と話していると、よくお天気の話題になります。

久留米絣は、糸や布を何度も天日に干します。染色した糸、括りを解いて糊付けした糸、織り上がって湯通しされた布。
皆さんの元に届くまでに、久留米絣は幾度も水を潜り、繰り返しお日様の光で乾かされます。
晴れの日がなければ、絣の生産はスムーズに進まないのです。

先日の長雨や、台風の影響でこのところお天気が不安定な広川町。
職人さん達が待ち望む秋晴れの日々が早く来てくれることを祈ります。(冨永)

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