〈続き〉

そんなわけで実際に福岡県の広川町に引っ越した後、しばらく生活をして、どうなのか!?イイのか!?

結論から言うと「 イイデス 」。
(別に何か裏があるから、とかではなく、仕事とか住むところとかPMとか日本海側だからとか色々なハードルをクリアした上での「どうか!?」と言う問いに対してのオススメです。)

何がいいのか。

ズバリ、『風景と音』です。
広川町に来たらまず空を見上げてください。とても広いんですよ。当たり前ですけど。
なぜかそう感じさせてくれる空をしています。
山もあるにはあるのですが、それほど視界に入らなくて空の中を優雅に浮かぶ雲についつい目を奪われます。
また、夜の風景もこれまたイイんです。
オススメはイチゴの栽培と蛍の時期。
蛍は関東ではみられないモノが見れます。ダム公園の木はまるでクリスマスツリー状態で、都心から来た人ならぶったまげるのではないでしょうか。手で捕まえたりも普通にできたりします。
そしてイチゴ。
なぜイチゴ。
イチゴのハウス栽培では照明をつけるのですが。これが暖かいオレンジ色なのです。
寒い冬にイチゴのハウスが町中を点々と、煌々と照らすオレンジ色はなぜだか心をほんわかさせます。
(そしてロマンチックです。本当です。)
夜中の寝静まった時間にこっそり家を抜け出して散歩するのは、私が町に来て最初に見つけた楽しみです。

また、風景と合わせて『音』も楽しめます。
夏は虫の音。冬は静寂。(梅雨はカエル)

いつでもリラックスモードに切り替えられる町。

疲れが常に蔓延している昨今、こういう空間(地域)って大事だなぁと思うんです。
疲れたら、みんなが無条件でリラックスできる場所って必要ではないでしょうか。どうでしょうか。

こんなことを書いていると、「広川じゃなくても筑後地域なら同じような風景はまだあるだろ」なんて意見も頭をよぎりますが、そこには地の利があったりしまして。。。。くどくどして来たので次に書きたいと思います。

 

④につづく。

 

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