origeの畑名人・荻野さんが綿花を育ててくれました!正真正銘の広川産コットンです。
(畑の様子はorigeのInstagramをご覧ください)
収穫したばかりの綿花。
ふんわりした触り心地ですが、内側に五つほど種があり、ガクなどの繊維以外のものもくっついた状態です。
この綿花を糸にするためには、種を取り除き、何度も櫛で梳いて不純物をなくし、繊維を整えてヨリをかける(つむぐ)という工程が必要になります。
そしてその糸を布にするためには、さらに機にかけて織って、染めて、という工程が加わりますよね。
一つの綿が布になって私たちの手元に届くまでの道のりを改めて考えてしまいました。
今回は糸を紡ぐ道具はなかったので、ひとまず手作業でヨリをかけてみることにしました。
1つの綿花から約1.5メートルほどの糸がつくれます。細いところは切れやすいのですが、ふわふわした部分もあって独特の可愛さがある糸ができました。 (冨永)