久留米絣ひとことインタビュー「久留米絣の魅力を教えてください!」にお寄せいただいた、みなさんのひとことをご紹介します。
思いや視点がそれぞれ違って、どのコメントも読み応えがあります!
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●S・Hさん
【久留米絣歴】30年くらい 【用途】着物、洋服、小物
「3世代で受け継げる事と着心地の良さ
手作業で作り上げるあたたかみです」
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● I・Rさん
【久留米絣歴】3年 【用途】小物
「独特の風合いや肌馴染みのよさが好きで、特にマスクに関しては絣以外のマスクはもうつけられません!
最近は若者向けの柄も増えてきたのでもんぺも複数持ちたいです!」
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●ノダ タツヤさん 余韻という場所を開いております。(30代・男性)
【久留米絣歴・用途】
仕事でもプライベートでも使える絣の服を持ちたいなと思っているのですが、出会い待ちです。興味を持ち始めて5年位かなと思います。
「現在久留米に暮らしている事もあって、街の歴史や文化を勉強する上で久留米絣は外せないというか、知っておく(これから知っていく)事は使命のように考えたりもします。
それを生業としている訳ではないので大層な事は言えませんが、時代と共に変わる、変わらない久留米絣を僕は見たり話したりしていきたいです。
・手括りの絣糸
・天然藍染め
・(投げ杼の)手織り織機 ※
が久留米絣の条件?でしたでしょうか。
(※注 この3点は伝統的な製法で作られる「重要無形文化財」認定の久留米絣の製作要件です。)
実際に経験した事があるのは藍染めの工程のみですが、絣糸や織機も見学させて頂き、より気持ちが高まったように思います。
藍の香りで一杯の作業場と皆さんの手の美しさを鮮明に覚えています。
それ以降、手持ちの洋服を休日に染めてみたりもするようになって(藍染めではありませんが)、服に対する考え方も変わったように思います。
汚れたら染め直す。破れたら縫う。最後は切って布巾にする。
ほんの僅かな時間をきっかけに自分の気持ちがここまで変わった事にびっくりしたし、これから久留米絣の事をより深く知ったり誰かに話す中で、自分の更なる変化や成長を楽しんでいけたら良いなと思っています。
※「好きポイント」はお気に入りの1着をゲットして、育てていく中で見つけたいです〜!」
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●白須 美紀さん いとへんuniverse
【久留米絣歴】2021年に見学に伺って初めて布や小物を手に入れました
【用途】小物
「たくさんありますが、まず、多彩な作り手がいらっしゃることです。織元の数だけ久留米絣の世界は豊かで深くなると思います。模様の豊かさも、そこからくるのでしょう。
また、藍染が好きなので山村健さんの藍の絣は特別です。藍色の力強さに感動しました。
それから、布を形にする人たちがたくさんいるのも素敵です。広川町の地域おこし協力隊冨永さんの絣ファッション(スカート、バッグやポーチなど)が全部素敵で、作家さんにお会いしたくなりました。」
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【久留米絣ひとことインタビュー】03
- 文
- 冨永 絵美