いとへんuniverseの白須さん、葛西さんの今回の広川町訪問のもう一つの目的は、久留米絣の生産現場の見学です。
まずは「久留米絣広川町共同組合」へ。
お二人は初めて見る動力による括り機に釘付け。
ヨコ括りの園木さん、タテ括りの内田さんにそれぞれの手順や特徴を質問し、丁寧な回答に聞き入っていました。
次に訪れたのは、筑後市の「久保かすり織物」さん。
西陣と同じくタテ絣を生産する久保さん。職人同士、熱い技術論を交わして盛り上がりました。
出番を待つ糸の美しさに魅了された葛西さんの姿をご覧ください!
そして、広川町の「坂田織物」さんへ。
機械織り、チーズ染色、藍染め、手織りと、久留米絣産地を一社に凝縮したような坂田さんの工場は、お二人にとってたくさんの刺激をもたらしたようです。
アラソウという麻の繊維を使って行う、久留米絣の伝統的な手括りの技も見学させてもらいました。
前日のイベントに参加してくれた坂田織物のスタッフさん達とのうれしい再会もありました! (冨永)