生まれが神奈川県厚木市なので、年末に帰省をしました。

新幹線で帰ると止まる駅が【新横浜】と【小田原】しかないんですが、小田原は「のぞみ(一番早く帰れる新幹線)」が停まらないので実際には【新横浜】しか降りれません。そしてガッタンゴットン小田急線まで乗り継いで帰るわけです。古賀バス停(福岡)〜本厚木駅(神奈川)で8時間くらいはかかっていると思います。半日かかりますね。同行した4歳の息子も大阪を過ぎる頃には新幹線の空間に飽きてしまい、「帰る帰る」の大合唱で「もう新幹線では帰るまい」と去年の12/29に誓いをたてました。

帰ったと言っても、何年ぶりに帰りました、というわけでもないので特筆するようなこともなかったのですが、ただただ、横浜のワールドポーターズにあるレナーズのマラサダが美味しくなくなったのが本当に残念でならなくて「ハワイの味はどうした!」と恫喝する想いを抱き、その建物の向かいにあるカップヌードルズミュージアムで海外からの観光客方に揉まれながら和気藹々と楽しんで帰省したのでした。

http://www.cupnoodles-museum.jp/ja/

元旦に何しよう。

お正月を迎えるにあたっていつも考えてしまうワードです。
全ての片付けは年末に終わらせて正月を迎えるのですが、実際に人が集まったりするのは2日以降だったりしますし、自分たちだって元旦からお宅訪問するような野暮なこともできないけれど、初売りセールに飛び込むほど欲しいものも無く、車の行列に参加できるほどの忍耐力もありません。そしてこう思うのです。

元旦に何しよう。と。

しかし最近、この答えを見つけてしまったのです。
もしも元旦に関東にいるなら行きたいところ。それは「元旦早朝の渋谷・原宿」です。

あの場所に、この時間帯だけは人が誰もいません。

一年でこの日この時間帯だけ、首都東京で深海のような静けさを味わえる唯一のひと時。
神田明神や浅草などは参拝者で盛り上がっているものの、山手線西側は本当に静かです。江戸っ子とサービス業の人々以外は皆さん実家に帰省しているというのが要因だと思いますが。
(写真家の中野正貴さんの作品「TOKYO NOBODY」も毎年元旦に撮りためたものだったりするのは有名なお話のようです。)

今回は朝は行けなかったのですが、夜にたまたま移動で乗り換えた地下鉄「表参道駅」構内はだ〜れも人がいなくて「うへ〜」となりました。(ただただ、個人的な楽しみ方です。)

一年の計は元旦にあり

皆様にとっても良い年でありますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

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