ガーベラや菊の栽培で有名な広川町ですが、葉牡丹も作られています。
花の少ない冬の時期に、にぎやかに開いている姿は何とも頼もしいものです。
江戸時代に日本に入ってきた葉牡丹はキャベツの仲間。英語での呼び名が”ornamental cabbage”や”flowering kale”であることも納得です。
辞書によると、最初は食用だったものが観賞用に改良されて現在に至るのだそうです。
花持ちが良く、長期間楽しめる葉牡丹は、アレンジメントの素材などにも近年人気だとか。
町内には他にもバラ栽培の農家さんもあり、直販コーナーや無人販売所などで花を見かけることがあります。
様々な花が咲きそろう春まであと一息です。 (冨永)

葉牡丹やわが想ふ顔みな笑まふ 石田波郷


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