サンチカンサロンVol.1レポート


2019年7月22日に山梨県の富士吉田市で開催された「サンチカンサロン」に呼んでいただきました!その時の様子などをやなが視点でレポートします。

「サンチカンサロン」とは
「ものづくりの産地と産地をつなぐ」ことを目的とした企画です。1年を通して1つの産地と連携し交流を深め、互いの良いところを吸収し合いながら、共にものづくり産地の可能性を探っていきます。「ふじよしだ定住促進センター」と「ハタオリマチのハタ印」が共同開催し、7月、11月、1月の全3回実施していきます。

富士吉田ってどんなことろ?
富士吉田市は富士山のふもとにある織物の産地で、1000年も前から機織りの歴史がある場所です。もともと着物の裏地に使われていた先染めの絹織物が有名な産地で、今は時代に合わせて様々な織物が作れる産地として機屋さんが数多く存在します。繊維産地を生かした地域を盛り上げる様々な取り組みがたくさん行われています。

例えば、富士吉田の機屋さんの情報や、産地の歴史、情報がわかるハタオリマチのハタ印というブランディングや情報発信や
http://hatajirushi.jp/home

ハタオリマチフェスティバルなど
テキスタイルの産地をキーワードに地域が活性化する魅力的な取り組みがたくさん行われています!
ちなみに福岡からは東京まで出て、高速バス富士山駅まで約2時間くらいです。

サンチカンサロンスタート


写真は今回のサンチカンサロンを主宰、企画されている赤松さん。元地域おこし協力隊であり、今はふじよしだ定住促進センターなどで地域を活性化するさまざまな活動をされている町のキーパーソン!そんな赤松さんから私たちの紹介していただきサンチカンサロンがスタートしました!

サンチカンサロンスタート

ひろかわ新編集は2016年から始まった広川町の地方創生のプロジェクトです。まだまだ途中ではありますが、今回は記念すべき1回目でいろいろな学びや繋がりを作るために広川町役場の地方創生担当係長、氷室さんから行政の視点でのひろかわ新編集の始まりのきっかけや、ブンボ株式会社の江副Pからのひろかわ新編集のプロデューサー視点でのお話、総合デザインの考え方や、それを元に様々なジャンルで行ってきた仕事の事例などを話してもらいました。

私からは、自己紹介なども交えつつ約3年間の取り組みを町の点の一つ、プレイヤーとしてどんなことしてるのかをお話しさせてもらいました。広川町にきて、地域の魅力ってのはつまり人の魅力なんだなと実感する日々で、いろいろな人たちと知り合うことができて、そこから化学反応のように起きたことなど、人や素材、情報などを編集しながらの日々を楽しくお話させてもらいました。

聞いてくださった皆さんからは、自由にのびのびと楽しそうに活動しているようにみえたようで、(実際そうですね!)どうやって稼いでいくの~?など現実的な質問ももらいました。ちょうど、任期が三年目なのと、こらからどうやってこの繋がりや経験をもとに自立して自分のやってみたいことや暮らしをどう作っていくかが自分のテーマでもあるので、引き続きやながの動きも見守ってもらえたらと思います!

サンチカンサロン後半戦

後半戦は参加者のみなさんからいただいた質問をもとに、産地の学校の宮浦さんも参加してくださったり、ハタオリマチのハタ印総合プロデューサー 高須賀活良さんも一緒にディスカッションをしながらのトーク。

 

どの質問から答えよう!と話し合っている写真。(楽しそう)

まだ始まって間もないのひろかわ新編集ですが、町の余白を楽しむ自由さや、町を編集していく視点、これからの広川町がどうなるのかなどに興味を持ってもらえたように思います。こうやって、広川町を知ってもらう機会や面白がってくれる方が外側からじわっと増えてきて純粋に嬉しいです。実際にこうやって点と点が繋がるようにサンチカンサロンを通じて人に会えることで刺激や学びを受けることができ、これからの活動にも反映していきたいです!ありがとうございましたー!!

集まってくださった皆様と、「サンチカンサロンwith ひろかわ〜〜」の掛け声で写真を撮っていただきました。

機屋さんや町づくりに関わる方、地域おこし協力隊の方などたくさんの方に参加していただきました。ありがとうござます!HIROKAWA CRETORS HUBのゲストクリエイターとして昨年の秋に参加してくださった流しの洋裁人の原田さんにも再開できて嬉しかったです!

11月のサンチカンサロンは久留米絣の職人さんの視点からいろいろなお話をしてもらう予定です。今回サンチカンサロンを企画されたふじよしだ定住促進センターの赤松さんが素敵なレポートを書いてくださいました!こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

サンチカンサロンレポート

 

おまけ

次の日赤松さんがアテンドしてくださり素敵な機屋さんたちを見学させていただいたり、富士山の湧き水!が組める場所(どこのお家も富士山の湧き水とのことでした!羨ましい~~)富士山の登山道に続く神社など魅力的な場所をたくさん案内してもらいました。

もちろん名物の富士吉田の力強いうどんも食べました。キャベツと馬肉!また今回滞在させてもらった富士吉田に新しくできたスペース「FUJI HIMURO」は移住などの相談や、ゲストハウス、ギャラリーもあり、氷を作っていた会社の工場をリノベーションしたスペースとのこと。とってもかっこいい!!

いろいろな場所を見させてもらって、魅力がバシバシと伝わりました。ハタオリマチフェスティバルも秋にあるそうなので、チェックしてください!サンチカンサロンVol.2は11月15日(金)の予定です。是非ご参加お待ちしております。

SHARE