広川町のマンホールには「フルーツと工芸の里」の文言とともに、久留米絣があしらわれています。通常サイズの方の反物の柄は〈井桁〉。ミニバージョンの方は〈十字絣〉になっていますね。どちらも久留米絣を代表する文様です。



次は久留米産小松菜のパッケージ。〈井桁〉模様ですね〜。こちらの写真は西陣絣職人の葛西さんが送ってくれました。京都で久留米絣模様の野菜が売られているなんて、ちょっと嬉しくなります。

次はオマケの福岡産春菊のパッケージ。こちらは博多織の代表柄である〈献上柄〉です。

伝統工芸の布の柄は、その土地のアイコンとしていろんな場所に登場します。公共の施設や看板、お土産物などはもちろん、思いもよらないところでも見かけるかもしれません。
ぜひお住まいの地域の布がモチーフとして使われているものや場所を探してみてください。

広川町役場の庁舎は現在建て替えの真っ最中。新庁舎の中には久留米絣が飾られると聞いています。布地はもちろん、どんな装飾にどの久留米絣の柄が現れるのか、お披露目の日が今から楽しみです。 (冨永)

SHARE