引き続き、ヤヨヒさんの絣大風呂敷の柄をご紹介します!

 

7)扇、松、花
クラシカルなデザイン。松は家紋などで使われている抽象化された松の木の形と松葉の2種類、花も桜と菊(?)の2種の組み合わせになっています。扇も加わってめでたいイメージの柄ですね。

 

8)幾何学模様?
アルファベットのCのような半円とドットが交互に配置されています。Cの字はよく見ると琉球絣のチミヌカター(爪の形)を思わせるような形をしています。
見ていると楽しくなってくる、繰り返しの中にも動きがあるリズミカルな柄です。

9)扇と花
舞扇のような華やかな形の扇に、抽象化された花模様が加えられています。扇は骨の部分にも花模様がある凝ったデザインのもの。ランダムに配置された曲線に沿って花が開いている様子は、つる草のようにも見えますね。

写真上の扇の縁の部分は、よく見ると骨の部分よりも藍色が濃く、濃淡が付けられています。これは「すくい」という括りの技術で表現されているもの。ヨコ糸を一本ごとに括る、括らないと繰り返すことで、白い糸と藍色の糸が交互に配置された柄になるのです。
絵画的で大胆なデザインに、職人の技術が加わって生み出された柄です。

これからも引き続き、いろんな柄を掲載していきますので、お見逃しなく! (冨永)

 

There are patterns from Kurumekasuri patchwork, “folding fan, pine needles and flowers”, “geometry?”, “folding fan and flowers”.
We’ll continue to post various patterns, so don’t miss it!

 

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