気がつけば、2018年1月も中盤です。そしてわたしが広川町に来て丸一年が経ちました!はや〜い。。
冬になってから、来たばかりの頃に感じていた広川町の匂いをふとした瞬間に思い出したりして、あ、もう一年前なのか〜と気づかされたりしています。

年末年始、神奈川県の川崎市にある地元に帰省しました。羽田空港から高速バスに揺られながら、東京の街並みって無菌状態の中みたいだな〜なんて考えていました。最近ひろかわ新編集で発酵の教室を受講し、あらゆる菌の存在に敏感になっているのもあるのですが、街に漂う微生物の種類の違いみたいなものを確かに感じました。当たり前に街中に田んぼや畑などないし、そりゃそうなんだけど、こんな目線で地元を見るようになる日が来るとは思わなかったなあ、なんて。
そんなことを思いふけってみると、この広川町で生活した一年、今までのわたしの人生の中で一番季節や生活を感じた一年だったなーとさらに思いふけってしまいます。

冬から始まり、田畑に吹き抜ける静かな風を知ったり、真っ暗すぎる夜道におどおどしたり、、春になって一斉に芽吹く草花に嬉しくなったり、ふきのとうの苦さを知ったり、、夏には照りつける日差しの強さに目が痛くなったり、山や川の自然の涼しさを感じたり、、秋には傾く陽の変化を感じたり、地域のお祭りに参加したり。季節ごとの草花や木、野菜、果物などは特に身近に季節毎の旬や変化を感じて、今までこんなサイクル知らなかったなあと、改めてこの一年初めて知ることばかりだったことに気づきました。
ちなみに、地元で過ごしていた頃はコンビニの季節商品や気温の変化くらいでしか季節感を測れていなかった気がします。極端な話ですが。
生活の中であまりにも自然に色々な新しいものに触れていて、たまに広川町に地域おこし協力隊として来てから何ができたかなー?なんて思ったりもしたのですが、いやいやそうゆうことだけじゃないよね〜と思い改めました。
ファッションに関しても、今まで見たことのなかった生地の織元も見させてもらったり、コットンの栽培を始めたり。広川町にデザイナーさんを呼ぶこともできたり、色々な地域・職種の方々とお話する機会もたくさんあり、今まで自分の中に無かった感覚を知る一年でもありました。

これも広川町に来てなかったら、、なんて考えたらきりがないですが、不思議な縁のようなものを感じています。
たくさんの人やものに感謝しつつ、じゃあ今年は何していこうか〜と今は色々密かに目論んでます。
ブログやらなんやらで、ちょいちょい、小出ししていきますね。
あと今年はもうちょっと、やんややんやと言っていきたいなーなんてことも思ってます。笑

今年も、よろしくお願いいたします〜〜〜。

写真は、地元からみた初日の出。

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